外気温30度超えの昨日
薪ストーブの初火入れ&レクチャーを
薪ストーブ・メンテナンス専門店「ショルン」さんにお願いしました。
私、薪ストーブって最初の火起こしさえしちゃえば
ただ薪をぶっ込めば良いのかと思っていました。
それが、違ったんです。
今まで、お客様宅で何度か設置した事はあるのに
今更ですが勉強になりました。
そもそも、薪ストーブ自体が
省エネ化されてきていると知っていましたか?
以前に比べると、気密性が良く
少しの空気で燃焼するよう改良されてきていて
薪の量も2/3で済み熱効率よく暖まるようになったそうです。
実際、煙突から出てくる排気もよーく見ないと分からないくらいでした。
それだけ完全燃焼に近いという事。
薪を燃やす事で出る炭化水素ガスを、更に焼き切る事で二酸化炭素と水に分解していく仕組みになっているのです。
だから、何も考えずぶっ込むのではなく
炎を立ててよく燃えるよう
最初は薪のサイズや順番も考えながら丁寧に見守るのが正解でした!
因みに、ここで排出される二酸化炭素は
もともと原料である樹が光合成で吸収している分なので
実質的には排出ゼロと考えます。(カーボンニュートラル)
更に言うと、うちは設計だけではなく工事もやっていますので
ゴミとなる木の端材もたくさん出ますが
針葉樹も対応の薪ストーブにした事でゴミも減らせます。
地域産材を使う事で運送のコストや環境負荷も減らせるんですよね。
揺れる炎を見ながらも、ちょっぴり地球と対話をしたような気分でした。
興味のある方に体感して頂きたいですが
もう少し火が恋しい季節になってからですねぇ。
愛知県春日井市の設計事務所兼工務店
プランニング・収納・インテリア担当
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